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春一番の味  フキノトウ


 これは採ったものを雪の上で撮影したものですが、雪の融けた土手にまだ開かない状態で、ぽつぽつと見られます。
 これを中の花ごとみじん切りにして、大目の油で味噌炒めにします。これが毎年恒例の味です。
 もりくらは寒冷な土地で、アクが少なく、5月中旬のかなり伸びた葉や茎でもおいしくいただけます。こっちへ来たばかりの頃は、地元の人がフキに目もくれない割りに、フキノトウを一生懸命採っているのが不思議でした。関西のようにフキの苦味を楽しむにはアクがなさすぎ、一方でフキノトウのアクが少なくて香りと味を楽しむのにちょうど良い具合を良く知ってのことなんでしょう。気候が違えば同じように思える食であってもかなりの特徴があるものです。「舌」がそれを教わり、覚えていってくれるようです。


 

Comments:1

nonko 10-03-26 (金) 9:48

初めまして!
横川商店nonkoと申します。
mixiからやってきました。
このたびはご登録ありがとうございます。
私も自然が好きで、山が好きで、仕事に余裕ができたらもっと小さな森の声を聞いてみたいと思っています。
今年は寒さのせいか、フキノトウを薬食として感じる事ができませんが、暖かくなればこの恵みが身体の熱りをとってくれることと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

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