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朝まづめ・・,磯ベラを釣る


 5日5時,早朝の釣りに子ども達を誘うと、元気になった中2の3人にYuyaがついてきた。
 餌のアオムシはとっくになくなったが、岩場にはフナ虫と言う生きのいいを餌が走り回っている。昼間はちょろこく(すばしこく)てなかなか捕まらないが、この時刻だと簡単に捕まえられるので無尽蔵と言える。フナ虫のいいところは小さなフグがあまりかからず、本命の青ベラが釣れる率が高いことでこれほどいい餌はない。
 前々日,岩登りをした祠のある岩場が青ベラ(磯ベラ)釣りの格好の場所であることを確かめてあったので4人をここに誘い、1人づつ交代で釣ってもらった。
 始めはアタリが分かりやすくするためにウキを使う。ウキが沈み込むと言う明瞭なアタリがあって何尾か釣り上げた後、強い引きがあってやり取りしているうちに根に潜られて仕掛けを取られ、1個しかなかったウキが無くなってからは難しい脈釣りとなる。それでもこの日は食いが立っていた。
 ベラは貪欲な魚でよく餌を追い、メバルやチヌのような神経質な魚でもないので場所に当たれば誰にでも釣れる。
 砂場にいるシマドジョウのような細長いベラと違って青ベラはずんぐりして幅広く、動きが活発でハリがかりすると根に潜ろうとしてぐいぐいと引く。強引に引くとラインが切れるので、適度に竿を送りながらなおかつ潜られないように引かなければならない。切られても負け,潜られても負け。
 こうして切られたり根がかりして仕掛けを取られたりしながらも、各自1~2尾の青ベラを釣り上げることできた。
 よくハリがかりする割には釣り上げるのに駆け引きを要する釣りなので釣りの難しさと楽しさを経験してもらえたのではないかと思う。
 
 初心者の陸釣りの対象魚として磯ベラがベストだ。


 

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