- 2010-02-19 (金) 18:04
- 野生動物との秘密の時間
1週間程前に、冬にしては珍しいくらいに雨が、しっかり降りました。その後3月末のような天気がしばらく続いたおかげで不思議な景色が出来ています。森は 樹氷に覆われたようにも見え、よく見ると1本1本の枝は、写真のように 氷に包まれています。11年目にして始めて見る光景です。それももりくらに限らず大町周辺がすべてそうなっています。綺麗です。
木々の芽は氷に包まれていながら、春の息吹を十分に感じさせてくれています。例年以上に春の訪れを感じさせてくれています。
そろそろ、雪にしたからフキノトウを掘り出そうかととか いろいろ考えてしまいます。とりあえず、枝を数本切ってきて、部屋の窓際に生けました。 コブシやオオヤマザクラ、ウリハダカエデなどに混じって種類の不明なものもあり、どんな新芽が出てくるのか、それもまた楽しみです。
ここ、1ヶ月程 殆ど出会えなかったビッグママの母子に 再会出来ました。どこに行っても会えなかったのが、ここ3,4日、仙人のKGTHの真下の倒木に通ってきていました。彼から聞いて、僕も現場へ。久しぶりだからじゃないはずなのに、なぜか警戒されて 遠くから写真を撮れただけでしたが・・・
かなり緊張した面持ちで、こちらを凝視しています。右の生後10ヶ月のこども「アカ」も随分大人っぽい顔つきに変わってきました。(まだちょっと黒めですが。) 角を見るといかにも1歳前後の角です。これから、春の子別れまでに、彼を識別できる外見上の特徴を見つけておかないと、またはぐれてしまいます。
そういえば、秋にも同行していた、アカの1歳上の子「にゃんにゃん」はどこへ行ってしまったのだろう。
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