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残雪の山に、命の萌芽

  • 2010-03-16 (火) 23:54
  • 樹木

森はまだ雪に覆われていますが、溶け出したところではフキノトウが出始めました。
 今日始めて蕗味噌を作って食べました。早春の森の香りをいただきました。最高です。
  フキノトウの記事へ・・・

さて、写真は実は先週 山から採ってきた枝たちです。写真がいまいちで見えにくいですが、黄色の花はマンサクです。サクラの花は早々に咲いて、もう散ってしまいました。コブシも可憐に咲いて散りました。花瓶の中で春が駆け足に移ろいで行きます。  
 樹木をよく見ることはとても難しく、彼らの営みに近づいていく機会は、なかなかに難しいものです。
この方法は、ちょっと乱暴ではありますが、少し枝をいただいて(というか普段森林整備や薪作り、炭焼きやで切り倒しているものの一部をもらって) 生けてみました。
 部屋の暖かさで、どんどん芽吹き、開花して行きます。冬芽にも花芽と葉芽があること、知らぬ間に花を咲かせている種類が実に多いことなどなど、実に多くのドラマを観察しました。感動の10日間でした。
 千賀先生に この10年の間 それこそ何十回も 樹をよく見ろ!!と言われてきましたが、僕なりにこの方法の素晴らしさを感じます。ちゃんと知って、また森を見る。もっともっと理解して、今後の山作りに生かしていきたいと思います。
 ぼくらの山でしか出来ない体験だと思うので是非やってみませんか???
春休みの三連休もありますし、一緒に歩きましょう。


 

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