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カサゴ,メバルをゲット!・・・平郡島便り


 9月6日~8日,平郡島に行ってきました。目的は現地での拠点づくり,平たく言えば島に家を借りていつでも好きな時に島を訪ねることが出来るようにするための家探し。まあこう言うことは簡単には運ばないのでまずはこちらの熱意を伝えるだけになりましたが、島の方々は親身になって候補となる家を当たって下さいました。そのうちに朗報が飛び込んでくるかもしれません。
 で、島へ行けば当然のごとく釣りです。予てから狙いをつけていた場所で狙い通りの釣りができました。写真は25cmサイズのカサゴ。

 4.6mの渓流竿にミチイト1.5号,ハリス1.0号,ハリはチヌ3号,ガン玉中,餌はアオムシまたはフナ虫。暗闇の中で電気ウキやケミ蛍などの発光目印はなく手に来るアタリだけが頼りの探り釣り(脈釣り)。
 メバルのアタリは大きさに反比例します。すぐに鋭いアタリがあって15cm級のメバルが立て続けに釣れるましたがすべて放流。微かにひっかかるような,あるいはコツンと言う小さなアタリの場合は大きいものが期待できます。
 この夜は好調で、3時過ぎまでに25cm以上のカサゴを3尾,メバルは18~24cmを11尾,それ以下の放流サイズを16尾,計30尾を釣ってそのうち14尾をゲットしました。

 カサゴの引きは強烈で、根に潜ろうとしてぐいぐいと引く。もちろん根に潜られればそれまでだし、かと言って強引な引っぱり合いをすれば切れる。潜られないように、しかし引き過ぎないように竿の弾力を利用して頑張っていると向こうが力を使い果たして上がってくる。
 竿が柔らかければたわめる力が大きくて引っ張り合いがより面白くなる。こちらも竿の弾力を利用できるが、それは向こうにとっても有利に働く場合があり、逃げ切るチャンスが生じる。その駆け引きがたまらない。竿が強すぎるとその妙味がなくなってつまらない釣りになるのだ。
 この夜は竿が短かかったのでラインを長く取ってバカを出していたため、3尾のカサゴは重すぎて竿を立てても手元まで上がって来なかった。なのでやむなくラインを手繰って引き上げた。

 カサゴは見た目は立派ですが頭が大きくしかもその大半は口であるため、頭を落とすと残った身は思いの外少なく、この点では口も大きいが頭より胴部が大きく身も多いメバルに軍配が上がります。しかしどちらも煮つけて美味しい魚で、特にカサゴの頭や骨からはいいダシが取れるので吸い物やアラ汁にいいし、頭にも結構身があって食べ応えがあり、決してメバル劣らない旨い魚です。


 

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