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岩魚200匹の薫製

もりくらの道路は、春に拡幅した後、雨で掘れないように水切りをしていなかったので、
昨日の午後は、スコップでひたすら水切り。
(水が谷の方へ流れてしまうように水道を作る作業です。)
で、夜に20ミリの雨が2時間。たいしたことないけど、この地域では豪雨が少ないので、
十分災害になりえるのです。やっといてよかった!)
そして台風一過の今日は、すごいいい天気。空ってこんなに青かったんだとおもった。
ところが、近所の岩魚の養殖場の猿田さんが、川が増水と濁流で、
導水管がつまって岩魚たちが
酸素不足で大量死。何人かで分けて持ち帰りました。僕は3キロくらいかな。
大きいのもいるけど、小さいのが多くて最高。
200匹をさばいて、早速 燻製窯 始動!!!!!
本来、燻製の時期じゃないので、腐らないように 熱燻に。
70度を保つ・・・
その間、暇なので、先に作った フキの煮付けと、岩魚の煮付けをつまむ。
なかなかだ。
こちらは燻製窯の中。3段重ねで、一揆に150匹 いきまーす!
この後21:00に6時間の燻製終了!
 一昔前、この地域にいた職漁師は、1日に200匹から400匹を釣り、その日のうちに
焚き火で燻製にしたという。
いかなる人でも、そんな数の岩魚を釣ることは、もう無理だろうが、燻製だけでも、
同じことを一度やってみたかったので、ぷち夢がかなった日だった。
それにしても、さばいて、洗って、干して、生木の煙を焚いて、燻製までするのは大変、
合計8時間の作業だった。
職漁師たちは、1日じゅう釣り歩いた後に、これをやって、翌日には、20キロ以上の渓谷を
下って売りに行ったという。
 黒部の山賊と言われた先人達は、ほんとにすごいね。


 

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