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2008-06

木蓮とはよく言ったものだ  ホウの花

  • 2008-06-25 (水)
  • 樹木
  • iroribata


  ホウもコブシもモクレンの仲間(マグノリア属)で、大きな花には甘い香りがあって、それはまさに蓮の香り。
 まだ、上の方ではこれから咲くものもあるが、下のほうではもう最後。1本の樹でも上から咲き始めて1輪1輪が数日間咲いて、樹全体では1ヶ月間も花をつけてくれる。その間、森はずうっといい香りに包まれていたのだ。

 

このセミは、何ゼミ?


 ミズナラの大木に留まっているセミの写真を撮ろうとしたら、デジカメの画面で見ると、セミが背景の樹に溶け込んで、見分けがつかないのに驚いた。ちょっと暗めだったせいもあって写真でも見ずらいが。
 ちょっと不思議・・・・

 

夜の訪問者 ヒメネズミ


 夜は焚き火を囲んでいる。
訪問者も時々姿を見せる・・・
タヌキ、アズマヒキガエル、クワガタ、カモシカ
この頃はフクロウの声などなど。
 ネズミは近寄ってきたのには驚いたが、なんと三棟の火焚き場の石組みに住んでいるらしい。いくつもの穴に出入りしている。
 ちゃっかりしている。

 

アズマシャクナゲ

  • 2008-06-20 (金)
  • 樹木
  • iroribata


 これも先日の鍬ノ峰登山で撮ったもの。もりくらでは出会いの広場を過ぎるとあちこちでシャクナゲの群生地があるが、その辺り(950m)だと5月中旬には満開。この場所はもりくらの最高点1526mのピークにあるツガの森の中に1輪だけ咲き残っていたもの。ここでも通常は6月上旬に満開を迎えているはず。
 いつか、雨の中、霧に煙るシャクナゲの群生地に感動した覚えがあるが、あれもこの峰の少し下、巨木の尾根からの道すがらだったと記憶している。

 

渋沢にアザラシ現る?


 携帯の写真なので分かりにくいですが、肉眼で見たほうがリアルです。
親子です!(親の向うにこども)
幼児の身長ほどもある高さですので、流木自体相当の大きさ。
 川の流れの中に立っているので、次の大雨で流れてしまいそうです。
みんなで、少し上に上げませんか?
 こども達のランドマークにしたいなあ・・・・

 
 プチ弟子誕生。まだたどたどしいが、足運びも身のこなしも相当の2人。あっという間に飛び跳ねるほうになりそう・・・・

 

鍬ノ峰 最終報告 登頂シーン


これがないと登山報告になりませんでした。整理の都合で後に・・・
それにしても、登山はいいなあ! あんなに真剣な顔、あんなに苦しそうな顔、あんなにタフな顔、そして下山後も走り回る元気さ・・・子どもと一緒に行く登山は大人には感動の連続になる。
 こどものペースで歩くので、僕も含めて大人にはかなりきついのだけど。

 木登りに熱中していたころの記憶が蘇って来た!
サンガは今その時!

 初めて参加の小1のシンガ。
お父さんとよく頑張った。
そっと見守るお父さん、ちょっと甘えても、頼りすぎてはいない・・・
いい父子に出会った。
 

 

6月15日もりくらのてっぺんに行こう!2 サラサドウダン

  • 2008-06-18 (水)
  • 樹木
  • iroribata


 今年の鍬ノ峰登山はシャクナゲには完全に遅い時期だったので、どんな花に出会うか、逆に楽しみだった。
 それにしてもこんな凄い光景に出会うとは驚き。写真ではよくわからないが、相当数のサラサドウダンが、しかもかなり広い範囲に広がった枝という枝に花がついており、空を覆っている感じになっていた。薄暗い高木に被われた森なので、なかなかカメラに収まらないのが残念。
鍬ノ峰そのものはもりくらの敷地の外だし、その手前の善光寺平(前越平)は野口村の共有林と国有林だが、一帯として自然を楽しむつもりでいれば、広大な山野が存在し、そこにはまだ見たこともないような世界が広がっている。樹齢250年から300年クラスの巨木ならまだまだたくさんありそうだし、魅力は尽きない。
 
 

 

めずらしそうな鳥  ツリーハウスに巣を作る


 N-YukiさんのTHに出たらしい。
コケで出来た巣の感じと白い卵・・・・
よく、キセキレイが小屋に、シジュウカラが巣箱に巣を作るけどこれはちょっと新しい。
 
 みなさんのツリーハウスに板や巣箱を設置してみては?
外部から穴で室内に作った箱に巣を作れるようにして、室内側は扉を開けると透明な窓になっているようにすると観察できるよ。(エンカウンターボックスというのだけれど、ねずみ、ヤマネ、モモンガ、鳥、などなど穴の大きさを変える種類の違うものが入ります。

 

恒例の鍬ノ峰登山


今年は、もりくら側からのノーマルルート・・・ここ2年間境界の草刈がなく、かなりハードなコースになっていて、身長の小さい冒険者たちは相当苦戦していた。でも、いい樹のあるところで休憩するとすぐに木登りが始まる。名人のサンガは今日だけで6,7本の樹に登っていたのでは。登りだすと顔が変わる子が何人もいるが、彼らの上り方を見ていると、身のこなしが美しく安心感がある。

 目印にもなっている、いつものミズナラにあいさつ。昔、ケイが落ちたやつ。

 これは下山時に見つけた巨木。最近は、下山は行った事ないコースを選ぶようにしている。大人もわくわくするが、いつも初対面の巨木などがあり、もう会えないかも知れないと思いながら見上げる時には、ちょっとした感動を覚える。

 

水滴

  • 2008-06-13 (金)
  • 樹木
  • iroribata

雨の日の森は、違う世界に変わり、いつもと違うものに出会う。
晴れていた空が急にあやしくなったかと思うと、パラパラと雨が落ちてきた。道に落ちた朴の葉っぱはキラキラと輝くミクロの世界が広がっていた。
(葉の裏には無数の毛が生えていることに気が付く。)

 

初夏の鍬ノ峰登山のお誘い

 6月15日 こども冒険教室
   冒険の夏を前に 大きなチャレンジを! 「鍬ノ峰登山」
週末のお天気は、この季節のことですからあてになりませんが、毎年恒例の登山で、なぜかパラパラと来る程度のことが多いのです。ずっと降っているのは厳しいし、ちょっと降りそうなのは緊迫感があって面白いのです。そんな季節だからこそ新緑が美しく、木々の花がいろいろ見れます。
 鍬ノ峰といえば簡単なコースを思われていますが、通常の南側(松川)からのノーマルルートは使いません。 道の悪いもりくら側からです。僕らの使うルートは3コースあって、やや道っぽいコースを上がり、帰りは全く道のないコースを降ります。天候や参加者の年齢などで使い分けています。今年は去年ほどきついコースではありませんが、道なき道が7割以上で6時間はかかる「初心者向け」ではない内容です。
 覚悟して参加してくれれば年中さんでも可能ですが、それがないと、相当つらいことになってしまいます。もちろん大人でも一寸先は迷いそうだし、大木も、景色も、花もいろいろで、わくわくします。
 昨年の登りのルート「源流コース」は9月に岩魚とりに、別にいきますので、今回はなしです。期待されていた方がいらしゃったらごめんなさい。真剣に岩魚の手づかみだけで1回やりたいのです。)
 スタッフは朝重に森田さんか奥村のいづれか2名が同行します。では、みなさんよろしくお願いします。
時間などいつもどおりの内容
時間9:00~16:00(解散は遅れることがあります。)
参加費 一人1000円(親子同伴ならば一人500円)
いつもと違うこと
昼食は、いつもは主食のみですが、今回は何も作りませんので、おにぎりや弁当をお持ち下さい。
雨具も今回は絶対必要です。(出来れば上下セパレートのものがよいです。今回は川のコースを取りませんので、履き替えは必要ありません。
ナップサックが必要です。
冒険教室のホームページはこちら・・http://deepforest.sub.jp/bouken/こども冒険教室(年間コース)
冒険教室のビラはこちら・・・http://deepforest.sub.jp/2008/bouken2008.pdf

***自然の息吹の中へ****
千年の森自然学校 in 北アルプス森のくらしの郷
朝重孝治
(新事務所) 〒398-0001 長野県大町市平2811-8
(大町温泉郷 うどんそばの「いろり」2階)
(電話は変更なし)℡0261-23-6860 Fax0261-22-3580
tomoshige@morikura.com

 

霧の中の白雲木

  • 2008-06-11 (水)
  • 樹木
  • iroribata


若い頃は、もうひとつ樹木に関心が持てずにいたが、歳をとっていよいよ気になりだしている。
この花もそう。一昨年くらいから、この季節になると気になりだして、日々の様子の違いや、年による勢いの違いなど、興味深い。

 枝と花の森に広がる様の美しさとは別に、花のアップがまたいいのだ。
アップではなおさらその清楚な雰囲気は増す。
 今年の写真は曇りの日の逆光でもうひとつで、昨年、一昨年の写真を思いだした。
去年のハクウンボク
花びらの絨毯(一昨年)

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モリンピック


 丸太を運ぶ競走中です。振り返ると白熱している分、ちょっと危険ですね。丸太が重いので、足を巻き込まないか心配です。
もりくらの山の運動会をモリンピックといいます。
冬のモリンピックはTCAから始まって、こどもキャンプ、家族キャンプにも波及しています。崖っぷちのスノーフラッグ、雪中の宝探し、そり、雪合戦、斜面でのリレー、カンジキなどです。非常に盛り上がりますが、基本は山での基本技術の応用をテーマにしています。
 グリーンシーズンでは、TCAの実習でしか実施していませんが、
ロープワークを駆使した競技が、丸太運び(重量200キロ?)坂道を場内車両ひっぱり競走、人間宙吊りなどでこれらが主ですが、薪割りや鋸の競走、読図(地図)による宝探しなどです。
 あまりに面白いので、近いうちに、キャンプや、他のもりくらイベントでやってみようと思います。
 同様にTCAの実習で培った面白いことは、他にもいろいろ・・・・
 危険動物講習・火器講習・地図講習・GPS・ビーコン・ロープワーク・天気図・厳冬期の夜だけのワンナイト(by GPSバージョン)・カモシカ調査隊などなど。
 あたらしいアイデアやご意見を募集します。
 

 

ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)

  • 2008-06-08 (日)
  • iroribata


大岩から中州の奥のやや上流方向に向かうと、
毎年群生するこの花に出会う。

 薬草と付くとおり抗菌性が強く、擦り傷や虫刺されにも葉をもんでつければいいらしい。

 

ハウチワカエデ

  • 2008-06-07 (土)
  • 樹木
  • iroribata


 翼を持つ種たちのひとつ。
その形状もさることながら、色彩の妙もなかなか。
この時期の森が意外に面白いものだらけ。

 

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