Home > Archives > 2010-02

2010-02

初夏の陽気???  キクイタダキ

 今日は、雪の上を歩いていて、暑くてフリースも脱ぎとうとう2枚になってもまだ暑かったです。
雪の間に川が出来ていて、それを超えるのが大変と、信じられない光景が・・・・・

ここ数日 鳥達は高いところでさえずり始め、もう春を告げているようです。

写真のキクイタダキは菊戴と書くらしい。写真では見えない頭頂部に黄色の模様があり、和名では菊を戴く鳥となっているとのこと。それを王冠に見立てた学名のRegulusは「小さな王」というから、すごい名前だ。

 ゆっくり姿を見せてくれない鳥ので、写真を撮ったこともなかった。この写真は偶然カメラを構えていた先の枝に留まった時に連写した中の1枚に写っていた。(動きが早くて、写っていないと思っていたら・・・・)

そんなわけで
改めて調べたら・・・・・
・日本最小の鳥
・ウグイスの仲間
・針葉樹の木陰ちょろちょろ・・・

こりゃ なかなかゆっくりは見れないはずですね・・・・

そして、今日、ついに冠羽(頭の羽)の菊を撮りました!!!!!


ちょっと ピンボケだけど、動きが早くて追えないのよ・・・
周りの枝は唐松ですが、その丸い小さなつぶつぶが大きく写っているでしょう。それくらいの小さな鳥なんです。しかも、ブッシュの中をちょこちょこ動くので、肉眼では見えにくい鳥ですね。双眼鏡や望遠のカメラなど、道具の手助けがないと無理な世界かもしれませんが、身近にある世界なんですねぇ。

 

僕とカモシカの写真エッセイ

 最近、カモシカの写真を整理していまして、昨日のブログのカモシカの話となったわけです。おとといの深夜に書き上げたものでしたが、昨日も、素晴らしくいいお天気だったので、仕事の合間にモビルで山にあがり、仔カモシカのニャンニャンに会って来ました。なんとドコモのアンテナのしたの斜面にいました。一人だちして頑張ってるのを確かめられて、うれしかったです。が、写真をバシバシとりながら、メモリカードが入っていないことに気づき、残念。
 無念さを晴らす為に、WEBアルバムを作ってしまいました。

 このブログを見て頂いている方には、すでに見たり、読んで頂いたりした内容ですが、この1,2年の間に撮った写真を整理して、僕とカモシカのアルバムを作って見ました。
 何枚か使わせてもらった戸谷ちゃんの写真は、やっぱり凄いです。戸谷ちゃんありがとう・・・

カモシカ写真館@千年の森自然学校へ・・・

 追伸 カモシカは、あまり移動しない動物ですので、地域差が大きい動物です。みなさんも自分で撮ったカモシカの写真などありましたら、是非送ってください。いろんなカモシカを比べて見ましょう。
お待ちしています。(うまく取れているかどうかとかじゃなくて・・・・ニホンカモシカをもっと知りたいのです。

 

カモシカの子ども「アカ」に再会!  

別れの時期間近のビッグママファミリー
3週間振りの親子を捕らえました。

  といっても、彼らの生活パターンが変わってしまってから、予測が出来ないので、時間をかけて足跡を延々と追わない限り、偶然に頼るしか会えなくなっていました。 こういう時はやっぱり仲間の情報に限りますね! ここ数日の小山仙人情報で一昨日やっと遠めに見るだけ見れて、今日はツカダMr&Msの情報でやっと ちゃんと記録も撮れました。
  「久しぶりだからちょっとサービスよ」といわんばかりのポーズでパチリ!

 ところで、固体の識別の話ですが、過去の間違いを起こさないため、固体識別は千年の森自然学校の森独自の写真による角輪照合法を取っています。パソコン上で画像を拡大して角の年輪を照合します。この固体のビッグママは左右の角の側面に独特の波があってそれで確定しています。
   ビッグママの角輪のようすを写真で・・・・

子どものアカは
まだ角が短くて年輪も見えなくて、確かな固体識別の特徴がありません。この辺のカモシカは、半年から1歳過ぎまで顔が黒くなって来ます。常に見ていないと顔が変わってしまいます。 また、その時期が過ぎると 殆ど顔が似通ってしまいますので、識別が困難になりますので、この2,3ヶ月で親から離れてしまう前に固体の特徴をつかんで置かなければなりません。
 だから今は、頻繁に見ておきたい訳です。

 ひさし振りの彼のアカの様子は・・・
 幼さよりも、精悍さを感じる様子になって来ました。親から距離をとっているときでも、あせりません。
 が、その反面、親がいても、前より緊張してこちらを伺うようになっています。
 もし、今 この春もお母さんが 出産する(すでに3年連続なのに)ようなら、90パーセント以上の確率で、あと2ヶ月で一人立ちすることになります。
  生まれて1ヶ月くらいの時の様子

ニャンニャン
ちなみに、秋まで一緒に行動していた、上の子(1年前に生まれた兄か姉) にゃんにゃんは12月以降 行方不明です。
(1年7ヶ月の間、追えたのはラッキーでしたが・・・・・

最後の写真拡大版はこちら・・・ 2009/12/10出会いの広場手前、道路の下の斜面にて・・・・

最後に・・・みなさん!
 最近のデジタル機器の目覚しい進歩で、3年以上追跡できる発信機が出来ました。
 しかも安くなりましたので、いずれ子ども達の体験も含めて、調査活動がもっと進めばいいなあと思います。スポンサー探しなど、いい具体案はありませんか?

  もちろんニホンカモシカにとっても・・・いい明日が向かえられますように・・・

 

冬のもりくららしい週末 ~シダレ沢の大滝報告も~

 
  朝からまた予報が外れて、いい天気!
信大の野外教育を学ぶゼミの1,2年生が スニーカーに街着姿で現る!!!
僕 : 「スニーカーで冬のもりくらに来るなんて かなりの記録なんだけど・・・」
7人の学生 : 「ちょっと、焚き火でおやき作りをしようかと・・・・」
うーん、雪の中を水汲みして焚き火して、粉からおやきをつくるとは・・・ なかなかやる。
 しかも、そこへ山のあるじぃ:市川社長乱入!!! 久々の登場ながら、存在感抜群で、僕も突っ込みをいれたくて乱入!!!
 学生さんたちは、社長に、三棟トイレ下の崖滑りまでやらされる羽目になろうとは この時点では予想してなかったでしょうに・・・・


 市川さんと一緒に白州からこっちへ来ていた遠田さん(トムソーヤ古橋さんの結婚式でドレス姿でバイオリンを弾いてくれて以来、白州も応援してくれている)も街着で参加して、秘境シダレ沢の大滝へGO!!

今年は楽勝のはずのトワも苦戦する全面隠れアイスバーン。とうちゃんの いつものナイスフォローで大滝到着。
 今年の大滝は、去年のようには全面凍結とはいかず、ちょっと残念。でも氷柱は美しい。 

ヒロナとルリは 軽いお散歩のように先を行く。お決まりの場所:滝の氷の上へ・・・
 二人とも、氷の青さに今回も感激してくれた。
今回は引き返してこようとおもったけれど、みんなが受け入れるはずもなく、沢を上りきって出会いの広場経由で帰りました。

さて、日曜日は・・・


 午前は、おおまち雪まつり協賛のスノーハイク。
 もりくら風にも なかなかの大人ぶりの面々・・・
今回のニューフェイス ユウヤ は 落ち着かないながらも、ためらいながらも 突っ込んでくる・・・・ウムム!なかなか面白そうなやつ と期待満々で行く私。こういう子には3日間焚き火をさせたいよね
その後の男っぷりが楽しみだよねぇ・・・


 そして、午後はツカダ家(TH)でヒロナたちとだべり、
最後はツカダ パパとママ(マユとケイは家で留守番?)と僕で散歩・・・途中 スノボーの小山君乱入でリトルハウスまでいってしまいました。 
 カモシカも出てくれて、久々にじっくりご対面(ビッグママとアカの母子) これは後日 報告しますね。

フルコースの雪のもりくらの週末ですねぇ・・・・
 来れなかったみなさん残念ですね。でも 僕は今週もいい週末をありがとう! でした。
 

 

静かな森で

1週間程前に、冬にしては珍しいくらいに雨が、しっかり降りました。その後3月末のような天気がしばらく続いたおかげで不思議な景色が出来ています。森は 樹氷に覆われたようにも見え、よく見ると1本1本の枝は、写真のように 氷に包まれています。11年目にして始めて見る光景です。それももりくらに限らず大町周辺がすべてそうなっています。綺麗です。
 木々の芽は氷に包まれていながら、春の息吹を十分に感じさせてくれています。例年以上に春の訪れを感じさせてくれています。
 そろそろ、雪にしたからフキノトウを掘り出そうかととか いろいろ考えてしまいます。とりあえず、枝を数本切ってきて、部屋の窓際に生けました。 コブシやオオヤマザクラ、ウリハダカエデなどに混じって種類の不明なものもあり、どんな新芽が出てくるのか、それもまた楽しみです。

ここ、1ヶ月程 殆ど出会えなかったビッグママの母子に 再会出来ました。どこに行っても会えなかったのが、ここ3,4日、仙人のKGTHの真下の倒木に通ってきていました。彼から聞いて、僕も現場へ。久しぶりだからじゃないはずなのに、なぜか警戒されて 遠くから写真を撮れただけでしたが・・・
 かなり緊張した面持ちで、こちらを凝視しています。右の生後10ヶ月のこども「アカ」も随分大人っぽい顔つきに変わってきました。(まだちょっと黒めですが。) 角を見るといかにも1歳前後の角です。これから、春の子別れまでに、彼を識別できる外見上の特徴を見つけておかないと、またはぐれてしまいます。
 

 
 そういえば、秋にも同行していた、アカの1歳上の子「にゃんにゃん」はどこへ行ってしまったのだろう。
 去年の今頃のビッグママの記事へ・・・・・

 

明日からの週末と 続最近の小屋の様子・・・・・

 山も暖かい日が続きます。お散歩には 楽ちんなお天気です。雪も下が凍っていて、歩くのは楽です。ちょっと感触は良くないですが・・・・・
 今週末は、Aokiさんたちと、滝に行ってみます。明日の土曜日は 市川社長も来てくれると、今連絡がありました。(日帰り) 日曜日は9:00から雪のお散歩をしますので、飛び入り大歓迎ですので、お立ち寄りください。

 さて  前回のNishijimaさんの記事の続きで、上の方の小屋とツリーハウスを見てきました。


スダさん、シガさんのTHはちょっと心配です。昨年の雪で、8センチ程下がったこともあり、補強されているのですが、このTHにとっては、今までで最高の雪荷重です。がんばってます。

ユッキーさんTHは、最近 一人で雪降ろしをしていたので
大丈夫でした。その下のナカニシサングループTHは、そもそも日当たりもいいし、風で積もらない不思議なthですので、大丈夫。

問題は やっぱり名主でしたね。左下が雪の様子です。少し屋根が傾いていました。ここは、日陰の上に、沢筋で溶けないので、雪の量が一番多いです。
写真右下の、入れ替えた梁が2センチ程下がっていました。火焚き場の屋根や、小屋本体の修復をしないと、今後 やばいかも知れません。


まあ、なにはともあれ、すべての小屋が、今のところ大丈夫でした。
よかったよかった。

あっ、6モンキーの下の砦が、梁の丸太が折れてました。作った子ども達は残念でしょう。 しかし、今年は一部を撤去するしかなさそうです。

 

2月13,14日 行ってきました。 その1

 オリンピック開会式の中継を聞きながら、
 入り口に到着。
 
 クルマを入り口において、歩きはじめました。
 われわれの前にスノーシューの跡が・・・
 三棟まできました。
  
  
 同じ様な場所でも、雪の積もり方が違います。
 
 三棟の上はショートカットしたらしく、足跡はありません。
 われわれもショートカットして、水を取りに行きました。

 

2月13,14日 行ってきました。 その2

 雪が積もった後に雨が降ったらしく、2層になっていて
 ときどき、膝までうまりながらTHに到着。
 
 
 遠くからのTH
 屋根にのぼってみました。
 
 こちらも、ひざまで積もっていました。
 1時間かけて、雪下ろし~
 もりくらクイズ
 どこにあるCAですか?
 
 
 
 
 

 

2月13,14日 行ってきました。 その3

 第二問。どこにあるTHでしょう。
 大丈夫ですよね!!



  

  

 
 
 みんなわかりましたか?
 

 

黒沢尾根からの北アルプス大展望

 今日は、まあまあのお天気。
歩けるメンバーがそろったので5人で出かけました。サンアルピナ鹿島槍スキー場のリフトを使って上がり、その先は30分で展望が開け始めます。

今日は、雲間に見える感じでしたので、連山の写真はなしですが、それにしても素晴らしい尾根です。 ブナ林も、真下に見える湖も、のっぺりとしたやさしい尾根を歩いていくことも最高です。
難点は、リフトで上がること、帰りはゲレンデの端っこを喧騒の中をとぼとぼ歩くか、今日のようにゲレンデをさけつつ、険しい沢を下るかです。(この沢が結構きついです。2キロメートル、標高差で400m降ります。)

このブナは、ブナにしては相当の大木です。背丈も高くて驚きました。下山中のスキー場の裏に人知れず立っていました。沢沿いには、カモシカや兎、テンなどのおびただしい足跡があり、そちらにも興味をそそられました。

ご希望の方にはいつでもご案内します。

 

太鼓と花火の宴inおおまち温泉郷

 先日 エニさんから千年の森自然学校に頂いたカメラで撮ってみました。超広角レンズの威力は凄いですね。これから今まで以上の画像をお届け出来そうです。

写真は先週の土曜日のおおまち温泉郷の雪まつりの焚き火です。信州では三九郎と呼んでます。
これから3月第一土曜日まで毎土曜日が楽しみです。

土曜日の夜8時から勇壮な太鼓と花火です。
温泉に入りがてらに いいですよ。
月末の雪のキャンプでも見に行きますのでお楽しみに・・・

 明日からの週末もドイさんも来るし、雪のネイチャーツアーもあるので、楽しみです。
ネイチャーツアー 土曜日が13:10 日曜日が9:00スタートです。飛び込みも大歓迎ですよ・・・・

 

にっくきサルを追って・・・・

自宅を高瀬の森に移して半年。
人里を我が物としたサルの居住圏に こちらも 譲れない人間が住まうわけだ。
 当然、トラブル続きだ。
そこで、サルを山に返そうと、我が家の愛犬もサル追いの訓練校で合宿を始めている。
僕も、サルの観察を始めている。

 この写真は高瀬渓谷の奥でのこと、人間とは、距離を置いて生活する誇り高い群れの子供。
それにしては 無防備・・・・やっぱりこどもだなあ・・・・

 サルは腹の立つこともあれば、この写真のシーンのように、かわいくて応援したくなるときもある複雑な関係のどうぶつです。もっとよく知ること、それを広めていくことが、もりくらの僕らの務めだと思います。ますます興味が深まるばかりの今日この頃です。
  
PS 高瀬ダム周辺のカモシカ調査にいっしょにいってくれる人も募集中です。

 

最高の雪に踊る

いいです!
雪が ちゃんと降ってくれて もりくら の 冬です。

 こども も オトナ も 踊ります。

園児も飛び、少年への階段を超えていきます。

 それにしても、深い青空と純白の雪は、凄いです。

次はヒロナが来れば 約束の蒼い氷暴「シダレ沢の大滝」へ。
PS ヒロナ、次来れる日を教えて !!!!

 

2月の本格雪遊び、ゲリラ的に発表!!!

 

●2月27日()~28日()1泊2日
雪のモリンピックと雪遊びキャンプ!部分参加も自由!
 

冬のもりくらならではの森の冒険生活をキャンプにしてみました
     詳細はこちらへ・・・・
snowtrek

2月7日(日) &21日(日)
雪のお散歩 (おおまち雪まつり協賛)

毎年、大町温泉郷の雪まつりに協賛して実施している スノーシューを履いて森のお散歩をします。雪の森を跳んだり滑ったりしながら、動物の足跡を探
して歩きます。天候や雪の状態、足跡があるかどうかなどによりコースも内容も変わりますが、雪の森を冒険することには変わりありません。

   詳細はこちらへ・・・・・

100207snowhike1

100207-2

 

Home > Archives > 2010-02

Recent Entries
コメントありがとう!
Archives
Search
Feeds
Meta

Return to page top