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2011-05

豪雨の森 ピザ窯製作

雨の週末
 森を良く見る暇もないくらいめまぐるしいお天気・・・
よく見るとムシカリも、石楠花も、クロモジも、ウワミズザクラも、ホウも、ミツバツツジもヤマツツジもヤマネコヤナギも、いっぱい咲いているのにゆっくりみている暇がない。雨と新緑の緑が洪水のように迫ってくる。
 ひとりだけエニさんが「甘い香りは何?」といっていたのには驚いた。雨は嗅覚を鈍らせるのに・・・彼は20mも上の見えない樹冠上のホウの花のにおいに気づいてくれた。

で、この週末は・・・・

木になるハウスの人たちは、雨の中でも凄い!(写真はトモタカさんツイッターより転載)
 6月18-19日の森キャンの準備のロケなどをこなしつつ、エコキッチン(ピザ窯)もかなり進む。
 右の燻製窯下部は8割完成。真ん中の竈は9割完成。左のピザは1階が8割完成。いよいよ次回は2階部分のピザを入れて焼くメインの燃焼室へ。彼らの援助で常温硬貨タイプのキャスターを使えるようになったので、デザインの自由度が一挙にあがって快調に進む。もちろん性能も上がる・・・・薪が格段に良く燃えるようになるし、少量の薪ですむ。ありがたい。

こんなことに使えます。
 お釜でご飯・お釜と蒸し器で蒸し料理・燻製(熱薫も冷薫も)・ピザ・パン・オーブン料理
あるいは、それらの同時並行。もちろん焚き火料理は今までどおりですが。

 そんなわけで、もりくら自然エネルギープロジェクトは、いままでもそうだったんだけど、もっと感じるように進みます。このエコキッチンは言わば「木の火」がテーマです。

  この薪の火のエコキッチンは6月18日の夕方に「吹きます!」 お待ちしています。
   森キャンプへ・・・

 

新緑のもりくら

 
21日、もう直ぐ「もりくら」です。

青い空、まだまだ残る雪、みどりの木々。
川の水は多いですね~。

もりくらの中にもまだ雪が残っています。右は5月7日
 
5月21日のツリーハウス。みどりがいっぱい。
右は5月7日。2周間でこんなにかわりました。
 
気温は、25℃ありました。
22日、河原に降りてみました。
まだちょっと雨が降っています。

ぬれても緑が鮮やかです。
花も咲いています。
 
雨上がり、リトルハウスからの風景

劇団四季の倉庫や大町温泉郷が見えます。
気温11℃、上着がないとさむいです。
みどりが目に飛び込んできました。
いい季節ですよ~!!

 

GW報告 親父の会

ひさしぶりに名主に集まりました(飲み会)。
すでに報告されていますように、名主のリフォームを行いながら夜は
連日楽しみました。
今後も名主を使用した集まり(飲み会)を行いたいと思っています。

<aonumaさん、写真をおかりしました>
「乙女の会」も計画・実行しないと、立場が危なくなりそうです。
「親父の会」のみなさま、そのうちご協力をお願いすることになると思います。
参加いただいた方々ありがとうございました。
参加いただけなかった方々、次回は参加ください。

 

GW報告 森くらの風景

GWが終わり1週間になろうとしていますが、GWの山の様子を
アップします。
森のくらしの郷の入り口の変化・・・・・
5月2日 川の水も少なめです。

<aonumaさん、写真をおかりしました>
5月5日 放水が始まっていて、川の水が増えています。

<aonumaさん、写真をおかりしました>
コントラストの影響もありますが、緑が濃くなった気がしませんか?
山桜が開花したのもわかります。
 4月16日          5月7日
 
雪が完全にとけるまでには、まだしばらくかかりそうでした。
11-12日の雨でとけたかな??
伐採の終わったリトルハウスからのながめです。

真ん中あたりをズームアップすると何か見えてきました。

ツリーハウスが見えます。
どこのツリーハウスですか?
木になるハウスです。
リトルハウスから見えるツリーハウスは他にもあります。
上のリトルハウスからの風景にもちょっと写っていますが、
場所によっては、山が真っ白に見えました。

山桜も満開です。
東京で花見。大町で花見。そして森くらで花見。
今年は3回、花見ができました。

最後にリトルハウスから見た大町(温泉郷)の方向です。
こちらも開けました。

森くらを訪れた時には、是非リトルハウスまで足をのばしてみてください。

 

GW報告 メグキャン無事?終わる????

GWのこどもキャンプは、私が現場にいない、久しぶりのキャンプでした。
本当に素晴らしいキャンプでした。
こども達の素晴らしさ!
それを見守る親たちの素晴らしさ!
若いスタッフの情熱とエネルギーがこども達を引っ張っていく素晴らしさと危うさ・・・・
とても私には無理です。

そして、危険だらけのキャンプエリアと広大な山・ 川

こんな組み合わせのキャンプは、今の時代には殆ど存在しないと思います。
 なんせ危ういですから・・・(笑)

レポート第1弾は、もりくら会員の「やまちゃん」からです!
彼は、日本のハンモック体験の第一人者になる人。自然とのかかわり方を真摯に学び、
チャレンジを繰り返す、凄い若者です。
 そんな彼が里山探検隊のメンバーを引き連れて、スタッフとして応援してくれました。

彼のミクシィのブログを転載させていただきます。

GW、5月3日~5日の間、

長野のツリーハウス村(森のくらしの郷)で開催される

子どもキャンプに東京里山開拓団のメンバーと参加してきました。

対象はこの森で生活した経験がある、

幼稚園児~中学校2年生、13名の子どもです。

ところどころ、知っている子ども同士だが、

中には初めて会う子ども同士もいて、はじめは自己紹介で緊張していた。

スタッフは僕たちを含め8人、

一人の大人が2人の子どもを見るという状況。

基本的には、子ども主体で生活をしていくため、

困ったら手を差し伸べるくらいでした。

ガス、水道、電気のない中、生活していくためには、

チームワークが重要です。力を合わせないで一人だけ、

ふざけていると、すぐに注意するリーダーの子どもがいます。

●- 1日目:生活できる基盤作り -●

寝床のテント張り

フォト

協調性が足りず、手伝わないで遊ぶ男子現る

水汲み

フォト

女の子が主体に頑張る、

ルートを整備することに男子は協力

薪割り

フォト

生木が多く、割れないため、諦める子ども達。

ここで手助け、乾燥している丸太を運び、チェンソーで小分け。

割れて、自信がついたのか、男子頑張る

火起こし

フォト

男子が頑張るが、途中やっぱり遊び出す。

顔に向ける子どもがいて、危ないよと注意を続ける。

そのうち人には向けないようになるが、

山火事にならないか心配で常に観察

料理

フォト

女の子がやりたいやりたいと万菜美に集まる

カレーは美味しくいただけました。

片付け、明日の予定を話し合い9時就寝

●- 2日目:散策大遊び -●

日の出とともに小鳥のさえずりで目覚める。

朝は冷えて、二度寝はできない。

自分たちの朝食を済ませ、子ども達のもとへ

朝から元気に動き回っていた。

そして、朝食後、散策の準備をして、

散策ルートの再確認、体調の悪い子もいた。

散策にいくか判断。いきたいといったため、

胃薬を渡す。それでも散策中はお腹を押さえながら、

ちょっとつらそう。常に気を張っている状態だった。

幼児はすぐに歩けなくなり、担ぎながら激斜を登ったり降りたり。

大人も大変なルートを子どもたちはスイスイ進む。

フォト

岩で落石に注意して遊んだり、

大きいツタでターザンしたり、

木に登って遊んだり、川渡りを楽しんだり、

子どもの体力に驚くばかり・・・といいつつ

自分もかなり一緒に遊びました。

子どもができそうにないことをすると、

すぐ真似したがって、チャレンジする。

それができちゃって驚いた。

純粋にやってみよう!というチャレンジ精神はやっぱり

子どもの方があるのかな・・・

山神様に挨拶をして、大岩で休憩。

昼食が届く、そしてハンモックで休み

一緒に遊んだ。やっぱり揺れるのが好きなんだね。

フォト

いっつも揺らしてとせがむので、お互い息を合わせて、

足の裏を蹴り合えば、どんどん揺れるよ。

と大人の手を借りないでも揺らせることを教えた。

仲良くなるんだな~これが。

帰路の途中、

蛙(かえる)出没!

フォト

毒があり、かぶれるそうなので、

軍手を使う、後で入念に洗う。

初めて蛙(かえる)を見る子もいて、

ドキドキを隠せない。

蛙(かえる)って触感がたまらなく気持ちいい。

久々に触った。大人も子どものときの感覚に戻れるな~

帰ったら、柏餅(かしわもち)の準備に取り掛かる。

備品がいろいろ足らず、なかなか上手く蒸せず、

かたい餅になってしまった。

フォト

いつもお世話になっている親へ

子ども達から差し入れ。

親から「ありがとう!」とお礼の言葉。

体調が悪かった子が、熱を出し、リタイヤすることになった。

仲間意識が強い子が、柏餅を渡して

最後まで気持ちは一緒だからとメッセージを残す。

そして、夕飯準備、

焼きそば、お好み焼きを子ども達だけで作る。

お好み焼きはちょっと生っぽかった。

焼きそばは、美味しく食べれました。

山での料理の手順はすごく大切。

薪を無駄にしない料理方法を

もっと研究した方がいいと感じました。

そして、食事の後は、肝試し(きもだめし)

開始前から怖がって泣く子も現れてどうなることやら。

だけど、役割も決まり、始まりだすと結構盛り上がる。

今まで消極的だった子どもが積極的になる。

驚かし方も、バリエーション豊富にどんどんクオリティーが上がる。

大人もそれにのっかり、どんどん交流できた。

肝試し(きもだめし)って暗い中で話し合うから、

恥ずかしがらずに、楽しく本音で言い合える、

最高のコミュニケーションなのかも!

興奮冷めやらぬまま、就寝

●- 3日目:片付け、終了式 -●

片付けはみんな協力的にどんどん進んだ。

備品の確認で、おわんが足りなかったり、

プラスチックのゴミを拾ったら飴(あめ)をプレゼント

というので、盛り上がりました。

飴をもらい、飴食べて、包んでいる袋を捨てたりした子がいた。

本末転倒だぞ!とかなり突っ込みが入る、これは大人達大笑い。

そして、これからが大変、

斜面を一人一人自分の荷物プラスαを運んで、

500mくらい登った、ゴールまで運ぶ。

自分の範囲で無理せずに運ぶ子ども。

無理して運ぶ子ども。早くついた人から、

戻って運ぶのを手伝う姿。泣ける!

でもその手伝いをためらい、

自分で最後まで運ぶという意志の強い責任感のある子たち。

成長したんだな~この短期間に・・・

終了式では、

隙間時間を使って作った一人一人への色紙を

表彰状スタイルで渡す。主催のスタッフは泣き出して、感動モードに。

この時期にこれだけの子が集まって開催できたこと、すごいことです。

親が終了式後に、とっても美味しいカレーうどん、

ラーメン、コゴミの空揚げなど、

最高の食卓をご用意してくれました。

子どもたちのキャンプの状況などを話して、

親とも交流できたました。

最後に記念撮影をして、お開き。

フォト

子どもキャンプは初体験でした。

本当に、いろいろな状況の中、どう接するのがいいのか悩み、

大変でしたが、子ども達の素直な反応は深く目に焼きついています。

里山開拓団としても、子どもを受け入れられるように、

安全面、体調管理から、しっかりとした基盤整備を進められるように

なる必要があると感じました。

子どもが過保護にせず、主体的に動いてもらうための準備、

ここまでは手を差し伸べるけど、ここまでは甘えになる。

など、見極めはかなり難しいです。

改めて、自分を育ててくれた親に感謝します。

里山ハンモック代表 みちやま

最後に、キャンプ中に「アオキさんがこども達のヒーロー」という話が出ましたが、
そうなった場面の証拠VTRをご覧ください。

 

GW報告 3 見送る時

(この投稿の題を訂正しました。命を見送る時 を ・・・この時期には無神経でしたので)

Aonumaさんから動画が届きました!

みんなのお散歩スポットのリトルハウス。
建設から15年以上が経過して、鬱蒼としていました。これでかっての絶景が戻りました!
みなさん是非行ってみてください。星が空が北アルプスが 強烈に体に飛び込んできます。


 

そして初期のツリーハウス。
手入れがされなくなって10年ちかく。急斜面で高く建てられていたのですが、屋根も落ち、怖くて上ることさえ出来なかったので、放置していました。見るたびにつらかったです。

人の力のパワーを感じます。
早春の命を力を存分に感じるこの時に、
こういった片付けをする楽しさはなんなんでしょう。
僕は13年しか関っていない森です。今回のこの場面のメンバーは10年の関りですね。
その間見てきた山の変化や、作ったものがやがて朽ち果てていったすべての時間を最後に見送りゴミにして片付ける行為で締めくくります。
命を感じるこの森だからこそ、命を絶って見送る行為:汚くて汚れて、汗をかいて・・・そんな行為が、もっとも大切な分かち合いなのかもしれません。
(この動画だけを見ている人にはお伝えできてないかもしれませんが、森のくらしの郷を良く知っている人ならご理解いただけるものと・・・)

でも、これら2つのシーンに僕はいませんでした。残念!

 

GW作業報告2   恒例 全員全山清掃

GW最終日は恒例になった清掃日。
前日のaonumaさんのレポートの作業を中心に、いろいろゴミが集まりました。
写真は名主の小屋からのゴミですが、その他をあわせるとコレの3倍はありました。
もりくら20年のゴミの総清算となりました。
 歴史もあります、自然の厳しさもあります、そしてそれを片付ける人のパワーを感じたGWでした。

熊の爪あと小屋撤収・名主改築・SBRTH解体撤収・リトルハウス伐採をしてくれた
親父の会他ツリーハウス仲間の
ニシジマさん、駒兄、aokiさん、小山さん、aonumaさん、ツカダさん、ユッキーさん、ユウさん
aoiかあさん、

上記他、強風で飛んだ太陽の広場の巨大テントの復旧、送迎 など、縦横無人の活躍の ものづくりプロ系パワフルイケメン軍団の
あっちゃん、ショウ君、とめさん、

ゴミ運搬や管理棟清掃の 親子キャンプ系
 ヨシダファミリー、ゴウズファミリー、前田ファミリー、山崎ファミリー、フセファミリー、砂田ファミリー

多いときは50人分の賄いをしてくれたあおいかあさん!

本当に本当にありがとう!
ゴミは過去の清算:未来への出発に

PS GW報告はまだまだ続きそうです・・・
こどもキャンプと その支援をしてくれた里山探検や、彩星学舎のみなさんのことも・・・・つづく

 

GW作業報告

 GWは作業に集中しとても充実出来ました。
皆さんありがとうございました。
一部写真にて報告します。
<名主リフォーム>
中も片付け
名主
キッチン部分のリフォーム
名主
名主
<TH解体>
すでに屋根は抜けていましたが、
th
バリバリと壊し
th
こんな感じにきれいに片付きました。
th
と書きましたが、言うほど楽ではありませんでした。
その勢いで
<リトルハウス周辺の伐採>
リトルハウス
チェンソーで一気に切倒し、枝打ちをして解体。
オー、すごくいい眺めだ~。
リトルハウス
ぜひ皆さんお立ち寄りください。
リトルハウス
これも言うほど楽ではありませんでしたが、先にも言ったようにすご~く充実のGWでした。

 

no title

201105032159000.jpg
〓Aonuma

 

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