- 2006-07-11 (火) 22:19
- ここのところの出来事
千葉さんと2年ぶりの中年オヤジの山行に出た。今回は大町扇沢から針ノ木雪渓(日本三大雪渓)から七倉温泉を縦走する1泊コース。今年は雪が多い。来るたびに長くなる。今回は日帰りのおっくんも一緒。若さに圧倒されつつ登る。雪渓を上り詰めて乾杯をしたらおっ君は急斜面をピッケルにぶら下がるようにしてすべって降りていった。一瞬で消えた。山男らしからぬ今風の風貌の彼だが、なかなか山もさまになって来た。
針ノ木山頂。雲の多いこの時期ならではのダイナミックな風景が、刻一刻と移り行く。写真はないが、2日目の蓮華岳~北葛岳~七倉温泉に降りる縦走ルートは長いがゆえの穴場となっているルートで、手ごたえ十分。というより中高年登山者となりつつある私にはかなりきつかった。いくらでも歩けた頃の身体はない。山に登るごとに、山に帰って来た感じがするほど浸っていたころを思い出す。空気も光も花や鳥や獣たちも、全てが懐かしい。あのころは夏の山は一般の人相手のバイトの場所で、冬や海外の山が本物の山だと思っていた。今はこの夏山のここちよさが嬉しい。
人気のない、変化に富んだコースは、久々に「山(登山)」を感じた時だった。
ライチョウ・・・英名「ウサギの足」とはよく言ったものだ。
Thanks for & photo by keiichi CHIBA
Comments:2
- ハル 06-07-12 (水) 19:28
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こんにちは。
山行ってたんですね、羨ましいです。
僕も数年前、針の木登りましたよ、^^
尾根まで出て滑って(ボード)降りるって感じでした。
山っていいですよねぇ~~ - とも 06-07-12 (水) 21:53
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針ノ木雪渓をボードですね。ハルさんたちには、出来ることなんでしょうが、常人には滑落しないように、ひやひやしているのが、おちです。何かを出来る人は、出来ない人には得られない「自由」や「世界」を持っている。
そういえば今日、タカさん(Murakami)と飲んでたら、ともさんも「ラップをやりなよ。」といわれてしまった。彼の話のすべてからでの説得力あった。感動した。
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