- 2010-02-25 (木) 23:06
- 野生動物との秘密の時間
今日は、雪の上を歩いていて、暑くてフリースも脱ぎとうとう2枚になってもまだ暑かったです。
雪の間に川が出来ていて、それを超えるのが大変と、信じられない光景が・・・・・
ここ数日 鳥達は高いところでさえずり始め、もう春を告げているようです。
写真のキクイタダキは菊戴と書くらしい。写真では見えない頭頂部に黄色の模様があり、和名では菊を戴く鳥となっているとのこと。それを王冠に見立てた学名のRegulusは「小さな王」というから、すごい名前だ。
ゆっくり姿を見せてくれない鳥ので、写真を撮ったこともなかった。この写真は偶然カメラを構えていた先の枝に留まった時に連写した中の1枚に写っていた。(動きが早くて、写っていないと思っていたら・・・・)
そんなわけで
改めて調べたら・・・・・
・日本最小の鳥
・ウグイスの仲間
・針葉樹の木陰ちょろちょろ・・・
こりゃ なかなかゆっくりは見れないはずですね・・・・
そして、今日、ついに冠羽(頭の羽)の菊を撮りました!!!!!
ちょっと ピンボケだけど、動きが早くて追えないのよ・・・
周りの枝は唐松ですが、その丸い小さなつぶつぶが大きく写っているでしょう。それくらいの小さな鳥なんです。しかも、ブッシュの中をちょこちょこ動くので、肉眼では見えにくい鳥ですね。双眼鏡や望遠のカメラなど、道具の手助けがないと無理な世界かもしれませんが、身近にある世界なんですねぇ。
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Comments:2
- 木偶野呂馬 10-03-04 (木) 23:29
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すごい写真を撮りましたネ。
キクイタダキは広島では冬期にカラ類と一緒に巡回しているのをよく見かける鳥ですが、こっちでは見たことがありません。寒い所は苦手な鳥だと思っていました。
何とか写真を撮りたいと思って狙ったことはありますが、小さいのとせわしなく動き回るのとでうまく撮れたことがありません。この写真にはびっくり&拍手です。 - ともしげ 10-03-05 (金) 22:27
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森田先生に褒められると、なおさらうれしいです。
特に、この鳥は肉眼でも、観察しづらかったので、まぐれにしても、写真にして始めて親近感が増した感じして、それが2重の喜びでした。
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