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野生動物との秘密の時間 Archive

高瀬渓谷の二ホンカモシカ


 photo by UENO Sho / TCA
写真の著作権は撮影者にあります。(お問合せはWEB管理者までどうぞ)
 大町ダムを超えて、かじか荘反対岸のトイレの裏にて発見。
 長野県のカモシカ調査を担当して2年目の冬、やっといい写真が撮れた。といっても同行してくれたTCAの上野君が撮った写真。
 角の根元が太く、かなりの年齢と見て取れる。詳細はわからないにしても、十数歳、老年期に入っているのではと思う。歩き方や毛の様子もいかにもといった感じ。

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TCA実習 カモシカ調査

3年ぶりの再会
6年前、初めて出会った(この個体だと顔を覚えた)カモシカ・・・・トンガリ
そして3年前、そのこどもらしきJrを識別。
そして今日、そのJrに再会。感激だ。
しかも、写真の中で、明らかに角が細くて短いのが移っています。まだ2,3歳の子供です。それが今日、Jrと一緒にいたということは、その子供の可能性が高いのです。3世代目、孫に出会えた?
 すごいことです。感激の日。

 

リスのお祭り


ツリーハウスで越冬している平山君に会いにいった。
 ツリーハウスの手前は赤松の林。
 このところの3月のような気候で、ザラメのような雪の上に、吹いた風に揺り落とされた松葉や皮に混じってたくさんの種が落ちていた。当然のようにリスがマツボックリを食べた食事の跡もそこここに。よく見ると、むしり取られたマツボックリのエビフライと一緒に綺麗に食べられた種の羽の部分だけが残っている。
 周辺に羽の付いたままの種もたくさんあったので、ネイチャーガイドの話のネタに使おうとたくさん拾った。事務所が出来たので、こういう収集品も乾燥して保存がし易くなった。

 

我が家にヤマネが来ました

9月23日、きのこパーティーも終わり、ツリーハウスで寝ていたところ、何かが私の上を走りました。明るくしてみると、小屋の梁の下を走り回ったり、隠れたり、リスかなと思いましたが、しばらくその様子を見ていました
翌日、千賀先生に「そりゃ、ヤマネだ」といわれ、その可愛い存在を知りました。天然記念物なので、飼育は出来ないのだそうです。慧が写真を取りましたので、皆さんにお知らせします。また、会える日を楽しみにしています。それには、少し、壁を空けておかないとだめかな。

 

カモシカの子 スクスク!


 この時も、親と一緒だったが、人を見ても過度に驚かなくなり、足取りもしっかりしている。草も親の食べているものを横から食べるのではなく、自分で探して勝手にほうばっている感じだ。いつの間にか少年のようなたくましい顔つきになってきた。

 4BOXと林道の中間あたりにおびただしい糞を発見。「貯め糞」をするというが、何十回分ものはっきりした貯め糞は見たことがなかった。幅3,4m長さ7,8m.の間に100回分以上の糞が広がっていた。
 この付近を、これから注目してみようと思う。

 

鬱蒼としてきた森で、カモシカの親子に出会う


 3日間程留守にしている間に、森は、完全に夏の森になった。
下界の日差しは強く、暑いくらいだが、森はひんやりして、樹木の葉に深く覆われて、しまった。湿気を含んだ柔らかい空気が夏の森に変わった証拠だ。
 カモシカの親子も落ち着いてきて、子供の足取りもしっかりしてきていた。そういえば、カモシカが子供を生むのは、こんな風に森が鬱蒼として隠れやすくなるころの今頃からだと聞いたことがある。(それは関東の人だったが。)GWに子供を見つけるのは随分早いなあと。
 
 

 

この春生まれたカモシカのこどもを初めて見ました。


GW明けの5/9にこの春生まれた子を発見しました。生後どれくらいでしょうか?(右は母親、左のわかりにくい写真が赤ちゃん。)
 去年の6月初旬のカモシカ樂舎の人が撮ったもの(このカテゴリーに出ています。)と比べると、生後まもなくにみえるけど正確なことは専門家に聞いてみないと解りません。

 そしてこれが12月に久原さんが撮ってくれた、その半年後のこどもの様子です。左は立派な成獣で角の大きさから7,8歳以上には達していると思いますが詳しくは僕にはわかりません。右の子どもは角が小さく、まだこどもで、おそらく春に生まれた子の半年後の状態でしょう。
 カモシカも満2歳になると大人の大きさになってしまいますので、角以外での区別が難しくなります。野生のカモシカの寿命はまだまだ未知とされていますが、飼育下で30~40年、野生環境下で20年くらいではないと推測されていますが、最初の一年の成長の早さを考えると長生きのようにも感じます。

 

オオルリ


コバルトブルーのオオルリが車の窓のすぐ傍に来てくれました。
念願の写真がやっと撮れました—3倍ズームしか着いていないカメラで、何年も待ってやっとです。
 今年は、4月27日ころから、第一陣のオス達が南の島から到着。
暖冬、寒春の不順な年なので、いろんな暦がズレまくっている中、例年通りの到着にびっくり。メスもGW後半には到着したらしく、フィロ・フィ~ィと鳴きあっている。恋が成就する今頃が、山が緑に覆われるタイミングでもあり、この後1週間もすれば、姿を隠してしまうオオルリです。

 

隠れた森(くら)の王者

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 今朝、入り口の橋を渡ったところで駆けていくテンに出会えた。
ココのところの晴天で、おびただしい数の足跡に覆われるもりくらだけど、やはり一番多いのはテンだ。テンには黒っぽいスステンと黄色っぽいキテンがいるが、この時期のキテンの黄色は黄金に輝く様な感じ。
 音も立ずに、疾走する姿は本当に美しい。
 

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ついに撮影  by小山

9月:水山さんを見送り、ツリーハウスで過ごしていると直下のカレ沢で小グマを発見(今年初)。クルミを噛み砕く音なども聞いた。カレ沢ではのべ2頭目撃。
 このころ里でクマが出没して騒ぎになっていた。近所の県道でオレンジのジャケットに銃を持った猟友会の人も見た。
10月に入って前越を中心にクマ待ち開始。
 初日、いきなり小グマが林道を横切った。
 シーンとした前越では、いろんな気配がして(カモシカ、サル、リス、ネズミ、カケス他鳥、風の音、落ち葉、落実、落木、町から飛んでくる音、飛行機、ヘリコプター、林道を上がってくる車、その他不明な音)、慣れるまでしばらくかかった。
■10月12日 前越

ものすごい音を立てながら大人グマが林道に出て来た。心臓バクバク、足はガクガク。初めて写真が撮れた。距離約40m。

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時々思いだす印象深い光景


4年も前のこの写真の光景を、この時期によく思いだす。
「死体」に接した時の特別な印象と、妙になまめかしい香りが漂うこの時期の森の何かが繋がっているのかもしれない。
 場所/現ラプターデッキから高瀬川河畔に降りたところ。
 

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カモシカと神秘の時間 その2


先日の記事に書きましたカモシカとの遭遇シーンの写真が届きました。
写真をクリックすると拡大します。
私達が最近カモシカを観察した概要は以下のようです。カモシカは基本的には単独で行動する動物ですが、2月3月には、かれ沢や名主の小屋付近で一頭がもう一頭をたたく場面観察し、6月にはりんごの尾根で一頭がもう一頭を追いかけている場面を観察しました。そして、6月には白秋とNTTで子連れのカモシカを発見しました。また、6月は白秋あたりによくカモシカが現れました。白秋のあたりを複数の個体が使っているようです。       (北アルプス森のカモシカ樂舎 石井桃子)

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カモシカと神秘の時間


 写真は前のですが、最近、カモシカがすごく出ます。

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