- 2009-05-25 (月) 6:57
- 花
前の記事でともたかさんが、思い出とその花の結びすきの話をしてくれた。
実は、僕もそうだ。石楠花が特別なのは、何も天然記念物だからではない。父親が好きで何十杯もの鉢植えを育てていて、小学生のころ随分水やりをさせられていた。自分の係りと思っていたので「させられている」圧迫感はなく、むしろ逆であったと思う。今でも里帰りの度に、その時の何株かが大きく成長していて、気になる。
あのころ、父親に連れられて鈴鹿の山を歩いたものだ。小柄でひよわそうにも見える容姿の父親ではあったが、軽やかな身のこなしと多くはない言葉が印象に残る。
この花もそういった思い出の中にある。
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Comments:2
- ともたか 09-05-25 (月) 8:43
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じいちゃんも山を登るのが好きで、当時の山では気に入った植物を
観賞用に持って帰ってもいい時代だったこともあり、
庭には珍しい植物がよく花を咲かせていたみたい。
それを知らずにその草木の中で遊んだもんで…
大人になった今頃、そういう話を聞いて、そうなのか?!
っと一喜一憂しているのでした。
石楠花が花を咲かせているうちにもりくらを散歩したいです! - ともしげ 09-05-26 (火) 2:19
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今頃になって、気づく祖父や父親の後姿に、ありがたみを感じますよね。
比べるとあまりにも未熟な自分がいて、若い頃は十分張り合ってる位にしか分ってなくて。
祖父も親父もなくした今頃になって痛切に感じるわけです。
いつも少し遅い頃に学ぶ自分にあきれてもいますが・・・
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