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野生動物との秘密の時間 Archive

大丈夫だろうか?  リスとの出会い・・・


 昨日のリスの投稿に続いてですが、この写真は昨日のものではありません。昨日、リスが軒下にいたこと自体が不思議なのに、なんと今日も同じ場所にいて、娘と二人で、なんと5mくらいまで近づいても逃げなくて、15分くらい観察していました。おかしいなあ?と思いながらもこんな機会はまずないという思いが判断を鈍らせていたように思います。

 こんなに近くでじっくり見たことがなかったので驚いたのがその美しい姿と澄んだ瞳・・・・青く光る瞳に。
 うちに帰ってPC画面で拡大してまたびっくり。 なんと、本当に風景が写りこんでいました。(小屋と道路と空)
 しかし、ショックを受けたのはその後でした。

 お腹の拡大写真ですが、毛並みが乱れているだけでなく、これは乳房ではないでしょうか? ひょっとして 動かずにじっとしていたのは、出産を控えていたからかもしれません。だとすると、僕らは彼女に大変な負担をかけてしまったはずです。
 
 本当のところはまだわかりませんが、あのリスが無事にいてくれることを願うばかりです。

 

今日もいいお天気 リス


 2月以来、週末も静かなもりくらを、今日もお散歩。
 このところ毎日カモシカやリスに出会う。一人で歩く機会が増えたからだと思う。僕がもりくらに来て6月1日で11年目に入るけど、一番の反省は歩く機会をだんだん減らしてきたことだ。今年からもっと歩こうということだが、早速 5頭のカモシカに名前を付けた。またみなさんにも紹介しますが、できれば一緒に歩きましょう。
 
黄色い花たちは、マンサクが終わりを向かえダンコウバイが盛んに花を開かせている。同じように小さくて黄色の花でも、華やかさが増してくる
 昨年は4月18日にダンコウバイの記事を書いていたのでやっぱり少し早いようだ。
 フキノトウが本格的に出はじめたので、誰かがきたら一緒に採っててんぷらやフキ味噌にして食べようと思う。

 写真は昨年のダンコウバイ

 

カモシカ 


 10日前の写真で、雪解けのこの季節らしいショットです。残雪が僅かになって、動きやすくなったカモシカが食事に歩き回っています。
 しかし、まだ新芽はなく冬も食べていたハイイヌガヤばかり食べています。林道脇に低木などにはまだそれ程行かないのが不思議です。
 今日、久しぶりに山に上がり、一人の越冬隊にK兄さんからの補給物資を届けてきました。雪は殆どなかったです。気温も18度くらいで暑いくらいでした。いよいよ春が来ます。

 

春の足音


 この時期の春の足音は轟々と音を立ててやってくる。昨日今日は山でも15度位になり、林道の雪は流れとなって溶け出している。
 花はまだマンサクが一部咲いているだけだが、フキのトウの蕾がちらほら出始めている。
 カモシカも俄かに動き出した。冬の間は、食べる量を減らし、極力運動しないようにしている彼らだが、ここに来て食欲旺盛でよく歩くようになって来た。いよいよ春だと言うことらしい。
 カモシカのチームがいなくなって一年、1人でカモシカの調査を再開しました。当分は、写真を撮っては個体を識別しながら、行動圏を記録していく予定です。いっしょにやってくれる人がいたらうれしいです。
ファイル1
名前 トンガリ2
推定年齢 10歳
生息エリア エコキャン上(堰堤沢からサル尾根)
特徴 右の角がかすかに低いのと、2箇所太い。単独行動。
 

 

久しぶりの三人集

本日、久しぶりのトリオを確認した。
個別に会うことはあっても、三人揃うことは非常に珍しい。
七坪の中でここ一年の出来事、バンドのことなど、ここぞとばかりに近況を報告し合う。
会話の中身を聞いていると、彼らも確実に大人になってきているんだなぁ・・・と。

 

カモシカ写真展示始まる!

ミニ写真展始めました。
大町温泉郷の事務所の向かいに新しく鹿島槍スキー場行きバスステーションが出来ました。そこのオープニングに合わせて千年の森自然学校も進出。
 TCAの戸谷ちゃんの作品です。なかなかいいです。彼女は今、山岳博物館で10日間程動物の飼育のお手伝い中。学校からの研修という名目でちゃっかり現場にもぐりこんでいますが、勉強にもなるしまじめにやってるみたいです。春からの飼育員の公募にチャレンジするみたいです。

 

もりくらだより  photo by TOYA


 TCA2年生のTOYAは、毎回、不思議な場面に出くわしては写真を撮って帰ってくる。リスは特に、この山では暗くて写真に収められた人はいない。
 よく歩いては、しっかりと森を見つめているからだと思う反面、ボクなどは、いかにいい加減かということを考えてしまう。
 たいしたものだ。

 

雛がかえる


6月16日 2個目の卵を発見
17日
18日 4個目の卵が産み落とされる
19日 この日から抱卵だったはず
7月1日 このころには孵化してたはず・・・
7月4日 今日、まだ目は開いていないが、体の大きさ、羽の具合からずいぶん成長している。4羽いたそうなので、全員無事にここまできている。
親鳥を見たいが、今頃、夫婦そろって餌の確保に大忙しのことだろう。この大きさの鳥ならば、2週間で巣立ちかと思うと、彼らの激動の日々に感動。
 はたして、なに鳥か?
seikoさん、makiさん写真ありがとう。

 

夜の訪問者 ヒメネズミ


 夜は焚き火を囲んでいる。
訪問者も時々姿を見せる・・・
タヌキ、アズマヒキガエル、クワガタ、カモシカ
この頃はフクロウの声などなど。
 ネズミは近寄ってきたのには驚いたが、なんと三棟の火焚き場の石組みに住んでいるらしい。いくつもの穴に出入りしている。
 ちゃっかりしている。

 

めずらしそうな鳥  ツリーハウスに巣を作る


 N-YukiさんのTHに出たらしい。
コケで出来た巣の感じと白い卵・・・・
よく、キセキレイが小屋に、シジュウカラが巣箱に巣を作るけどこれはちょっと新しい。
 
 みなさんのツリーハウスに板や巣箱を設置してみては?
外部から穴で室内に作った箱に巣を作れるようにして、室内側は扉を開けると透明な窓になっているようにすると観察できるよ。(エンカウンターボックスというのだけれど、ねずみ、ヤマネ、モモンガ、鳥、などなど穴の大きさを変える種類の違うものが入ります。

 

雪の下から出てきた焼死体発見?


 六坪の小屋からアジア小屋につづく遊歩道に、人の形の黒いものがいくつも横たわっていました。ちょっとびっくりしましたが・・・

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フィールドサイン  鳥の羽・・・カケス


 中学の時、夏に友人と山奥で1週間のキャンプをした。僕の思い出の冒険のひとつ。その時に初めて拾った青い羽の主を知ったのは大学に入ってからだった。
 ここ、もりくらでも一番よく見かけて、なおかつ覚えやすい羽だ。

 

もうホンとにご苦労様  エビフライ Again


毎度おなじみの「森のエビフライ」ですが、
こうもあちこちにあると気になってしょうがありません。
 いつも、きれいに食べている。
 いつも、いい感じの場所を選んで食卓にしている。
この写真も切り株の上。
 でも、多くて3,4個しか乗っていないので、あえて場所を変えるのか、お掃除するのかわからない。
また、皮とは別個に、なんてことない場所にバラバラと落ちている場合は、その上の木の又のような、お気に入りの場所で食べているケースかな。
 それにしても、そこらじゅうにあって、すごい数だ。もりくらだけでいったいどれほどになるのか?
 

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不思議な羽


森ではいつも、とてもたくさんのフィールドサインに出会います。
雪の上ならなおさら。
足跡はもちろん、食痕、植物の実(種) 死体
写真の鳥の羽もそうです。綺麗な羽一枚見つけてラッキーと思うこともあれば、固まって落ちていて、自然の厳しさを教えられることもあります。
上の写真は、どうしてこんな形に並んだのでしょう。美しいですね。
また、下の写真は、これはよくある光景で、テンやキツネに襲われたカケスなどを良く見ます。この羽はアカゲラでしょうか?
 これらの種類をご存知の方がいらっしゃったら是非教えてください。お願いします。

 

陽光の中のニホンザル


 こちらを厳しい目で見つめていることが多いサル。この写真も前述のTCAの上野君の作品。
 穏やかな表情の子ザル。2歳くらいにはなっているのだろうか?
「もう自分で遊ぶし、自分のことは自分でやれるよ!」
「足が冷たいから木に乗っていれば、もう春気分さ!」
「もうじき新芽が出てくれば、おいしい食べ物がいっぱいになるんだ。」

 こちら、もう少し寒い頃の写真。
豪雪の歳には前の春に生まれた子供の半分以上が死んでしまうというサルの世界。今年はどうだろうか?

 

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