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GW報告 メグキャン無事?終わる????

GWのこどもキャンプは、私が現場にいない、久しぶりのキャンプでした。
本当に素晴らしいキャンプでした。
こども達の素晴らしさ!
それを見守る親たちの素晴らしさ!
若いスタッフの情熱とエネルギーがこども達を引っ張っていく素晴らしさと危うさ・・・・
とても私には無理です。

そして、危険だらけのキャンプエリアと広大な山・ 川

こんな組み合わせのキャンプは、今の時代には殆ど存在しないと思います。
 なんせ危ういですから・・・(笑)

レポート第1弾は、もりくら会員の「やまちゃん」からです!
彼は、日本のハンモック体験の第一人者になる人。自然とのかかわり方を真摯に学び、
チャレンジを繰り返す、凄い若者です。
 そんな彼が里山探検隊のメンバーを引き連れて、スタッフとして応援してくれました。

彼のミクシィのブログを転載させていただきます。

GW、5月3日~5日の間、

長野のツリーハウス村(森のくらしの郷)で開催される

子どもキャンプに東京里山開拓団のメンバーと参加してきました。

対象はこの森で生活した経験がある、

幼稚園児~中学校2年生、13名の子どもです。

ところどころ、知っている子ども同士だが、

中には初めて会う子ども同士もいて、はじめは自己紹介で緊張していた。

スタッフは僕たちを含め8人、

一人の大人が2人の子どもを見るという状況。

基本的には、子ども主体で生活をしていくため、

困ったら手を差し伸べるくらいでした。

ガス、水道、電気のない中、生活していくためには、

チームワークが重要です。力を合わせないで一人だけ、

ふざけていると、すぐに注意するリーダーの子どもがいます。

●- 1日目:生活できる基盤作り -●

寝床のテント張り

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協調性が足りず、手伝わないで遊ぶ男子現る

水汲み

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女の子が主体に頑張る、

ルートを整備することに男子は協力

薪割り

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生木が多く、割れないため、諦める子ども達。

ここで手助け、乾燥している丸太を運び、チェンソーで小分け。

割れて、自信がついたのか、男子頑張る

火起こし

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男子が頑張るが、途中やっぱり遊び出す。

顔に向ける子どもがいて、危ないよと注意を続ける。

そのうち人には向けないようになるが、

山火事にならないか心配で常に観察

料理

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女の子がやりたいやりたいと万菜美に集まる

カレーは美味しくいただけました。

片付け、明日の予定を話し合い9時就寝

●- 2日目:散策大遊び -●

日の出とともに小鳥のさえずりで目覚める。

朝は冷えて、二度寝はできない。

自分たちの朝食を済ませ、子ども達のもとへ

朝から元気に動き回っていた。

そして、朝食後、散策の準備をして、

散策ルートの再確認、体調の悪い子もいた。

散策にいくか判断。いきたいといったため、

胃薬を渡す。それでも散策中はお腹を押さえながら、

ちょっとつらそう。常に気を張っている状態だった。

幼児はすぐに歩けなくなり、担ぎながら激斜を登ったり降りたり。

大人も大変なルートを子どもたちはスイスイ進む。

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岩で落石に注意して遊んだり、

大きいツタでターザンしたり、

木に登って遊んだり、川渡りを楽しんだり、

子どもの体力に驚くばかり・・・といいつつ

自分もかなり一緒に遊びました。

子どもができそうにないことをすると、

すぐ真似したがって、チャレンジする。

それができちゃって驚いた。

純粋にやってみよう!というチャレンジ精神はやっぱり

子どもの方があるのかな・・・

山神様に挨拶をして、大岩で休憩。

昼食が届く、そしてハンモックで休み

一緒に遊んだ。やっぱり揺れるのが好きなんだね。

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いっつも揺らしてとせがむので、お互い息を合わせて、

足の裏を蹴り合えば、どんどん揺れるよ。

と大人の手を借りないでも揺らせることを教えた。

仲良くなるんだな~これが。

帰路の途中、

蛙(かえる)出没!

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毒があり、かぶれるそうなので、

軍手を使う、後で入念に洗う。

初めて蛙(かえる)を見る子もいて、

ドキドキを隠せない。

蛙(かえる)って触感がたまらなく気持ちいい。

久々に触った。大人も子どものときの感覚に戻れるな~

帰ったら、柏餅(かしわもち)の準備に取り掛かる。

備品がいろいろ足らず、なかなか上手く蒸せず、

かたい餅になってしまった。

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いつもお世話になっている親へ

子ども達から差し入れ。

親から「ありがとう!」とお礼の言葉。

体調が悪かった子が、熱を出し、リタイヤすることになった。

仲間意識が強い子が、柏餅を渡して

最後まで気持ちは一緒だからとメッセージを残す。

そして、夕飯準備、

焼きそば、お好み焼きを子ども達だけで作る。

お好み焼きはちょっと生っぽかった。

焼きそばは、美味しく食べれました。

山での料理の手順はすごく大切。

薪を無駄にしない料理方法を

もっと研究した方がいいと感じました。

そして、食事の後は、肝試し(きもだめし)

開始前から怖がって泣く子も現れてどうなることやら。

だけど、役割も決まり、始まりだすと結構盛り上がる。

今まで消極的だった子どもが積極的になる。

驚かし方も、バリエーション豊富にどんどんクオリティーが上がる。

大人もそれにのっかり、どんどん交流できた。

肝試し(きもだめし)って暗い中で話し合うから、

恥ずかしがらずに、楽しく本音で言い合える、

最高のコミュニケーションなのかも!

興奮冷めやらぬまま、就寝

●- 3日目:片付け、終了式 -●

片付けはみんな協力的にどんどん進んだ。

備品の確認で、おわんが足りなかったり、

プラスチックのゴミを拾ったら飴(あめ)をプレゼント

というので、盛り上がりました。

飴をもらい、飴食べて、包んでいる袋を捨てたりした子がいた。

本末転倒だぞ!とかなり突っ込みが入る、これは大人達大笑い。

そして、これからが大変、

斜面を一人一人自分の荷物プラスαを運んで、

500mくらい登った、ゴールまで運ぶ。

自分の範囲で無理せずに運ぶ子ども。

無理して運ぶ子ども。早くついた人から、

戻って運ぶのを手伝う姿。泣ける!

でもその手伝いをためらい、

自分で最後まで運ぶという意志の強い責任感のある子たち。

成長したんだな~この短期間に・・・

終了式では、

隙間時間を使って作った一人一人への色紙を

表彰状スタイルで渡す。主催のスタッフは泣き出して、感動モードに。

この時期にこれだけの子が集まって開催できたこと、すごいことです。

親が終了式後に、とっても美味しいカレーうどん、

ラーメン、コゴミの空揚げなど、

最高の食卓をご用意してくれました。

子どもたちのキャンプの状況などを話して、

親とも交流できたました。

最後に記念撮影をして、お開き。

フォト

子どもキャンプは初体験でした。

本当に、いろいろな状況の中、どう接するのがいいのか悩み、

大変でしたが、子ども達の素直な反応は深く目に焼きついています。

里山開拓団としても、子どもを受け入れられるように、

安全面、体調管理から、しっかりとした基盤整備を進められるように

なる必要があると感じました。

子どもが過保護にせず、主体的に動いてもらうための準備、

ここまでは手を差し伸べるけど、ここまでは甘えになる。

など、見極めはかなり難しいです。

改めて、自分を育ててくれた親に感謝します。

里山ハンモック代表 みちやま

最後に、キャンプ中に「アオキさんがこども達のヒーロー」という話が出ましたが、
そうなった場面の証拠VTRをご覧ください。


 

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