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もりくら「ヤギさん計画」by シンノスケ&リュウノスケ


夏の親子トムソーヤキャンプ(リターンズ)で久々の再登場のオキクラファミリーが、写真の絵などで凄い提案をくてくれた

すぐにWEBにアップしようと思っていましたが今頃になってしまいました。
 絵はもりくらの三棟の小屋の前でヤギを飼う様子が描かれています。
 ヤギは比較的えさを選ばず、山のものも食べられて、ミルクもとれるし山には最高の家畜&友人になってくれるのではと思います。家族で話し合って、もりくらの今後のことを考えてくれたそうです。
 いつか、必ず実現するね!


 

Comments:7

ヒコ 06-11-10 (金) 12:04

こんなふうになったら良いね♪楽しそう(^^)

nishijima 06-11-11 (土) 21:17

牧畜化はあまりしたくないです。すみません。山らしい雰囲気を大切にしていきたいです。・・・娘が言うには「人間の手で育てられる生き物は野生には弱いんじゃないのか」と

ryu 06-11-11 (土) 21:42

私は、牧畜をしたら森くらの信念は、普通のキャンプ場と同じことになると思います。私達家族は、普通のキャンプ場がいやで、この森くらに来ました。この計画をすれば、私達家族を裏切ることになります。このようなことになるのであれば、私はこの山に初めから来ません。今森くらは、普通のキャンプ場になりかけています。私は、これ以上この森くらを普通のキャンプ場にしたくありません。だからお願いです!この計画をやめてください!

ともさん 06-11-12 (日) 20:47

ryuちゃん!いい意見をありがとう。
ヤギの提案も、逆に良くないという意見も、ともに大切な考えを持っていると思います。
 今のところ、まだ計画と呼べるほどの内容は決まってません。寒い冬にこの山で生き延びられない可能性も高いし、毎日世話をする人もいるでしょう。また大規模に暖房を備えた施設を作り、養豚場のようにするとか、車でヤギだけ見に来たりするような観光的なことなどをしたら、それこそモリクラでなくなってしまうので、考えることはありません。 いろんな国を見てきたともさんの経験では、かつての日本でもそうであったように、自然の中で家族の一員のように動物を大切にしながらも、重労働な仕事を手伝ってもらったり、卵やミルクを作ってもらったり、時には肉として食べさせてもらったりする生活は素晴らしいです。(もりくらはちょっとした短い期間の体験の場で生活を目指すものではないかもしれませんが。)いづれにしろ、今流行のペットと違うものです。
 もりくらでも、鶏を夏に何度か飼っていたよね。あれは卵を産んでもらうことと、肉として食べる為に飼いました。地元の人で、卵を産む数が減ってきた鶏を普通は処分してしまうところを、それじゃ可哀相なので、僕らで食べるよということになったものです。
 人間も生き物を殺して食べる生き物なのに、自分で殺すことを人に押し付けすぎなんじゃないかと。きれいに飾ったスーパーの肉や野菜しか知らないのでは、何か大切なものが欠けている様に感じているからです。
 ご存知のように、もりくらの一番いいところは、野生動物や、植物や、それらが一体となった自然を直接感じ、体験出来るところです。いろんな新しい物を作ったり初めたりするごとに、逆にそれまであったシンプルに森を向き合う時間や空間が損なわれつつあるとしたら、それは悲しいことですし、避けられるものなら避けるべきと考えています。
 例えばスノーモビルですが、昨年からだんだん縮小しています。今年も出来るだけゴルフ場でやることにしていますが、台数そのものを減らして行きます。
 僕が、山に来た最初のころは、自動車を中に入れないようにしたいと思っていました。その方が、もりくらの自然の為にも、人の為にもなると。実際は道路が市の管理なのでもりくら以外の人を通行禁止には出来ないので、もりくらに来る人だけ使わないのもおかしいかなと。あと、スタッフは資材や道具の運搬以外にも結局車を使いたいし・・・・などの理由で実現出来ずに終わっています。人が増えると車の通行量も増えるし問題は多いですが、出来るだけ歩こうとしてくれている家族がいることも、僕は知っています。なにより自発的にそうしてくれている人たちが少数派でももりくらにいてくれることを誇りに思っています。
 このように、考えていかねばならないことは本当は山積みしていて、それらのひとつひとつをみなさんと話し合いたい。僕がもりくらに来てからの7年間、いつも一人で考えてきました。その作業は実は大変つらいものです。批判はあっても提案は殆どありません。今回のようにしっかり意見をいってもらえて、僕は胸にジーンと来る程うれしいのです。
 そこで、ヤギを飼うかどうかの議論は次にするとして、ryuちゃんの言っている普通のキャンプ場にはない「もりくらのいいとこ」をみんながどう思っているかを聞かせてくれないでしょうか。(他の会員の方々も是非ご協力頂きたいのですが。)
 僕も、ずっといろいろ考えてきて、理想だけでは山は良くならないし、続けて行く事すら難しい。今の僕の頭の中は、何が大切で何がどうでもいいことなのか曖昧になってきています。みんなが思っているもりくらのよさ、おそらくそれこそがこれからも、もりくらに一番大切なものでしょうから、どんな小さなことでも結構ですので、教えてください。
 そうして、出てきたものを整理してみれば、何が大切で何がなくてもいいものなのかも見えて来るのではないでしょうか。その後、いろんな疑問や問題についても、出して頂いて、ひとつひとつに説明をさせて頂きたいと思います。ヤギさん計画を含め今後のもりくらを考えて行きたいと思います。

ryu母 06-11-13 (月) 10:11

 提案・・・。提案は何一つしてきませんでした。ごめんなさい。でもそのままの森くらが居心地がいいから、開拓だけはしたくなくて。
 住み心地がよくなるというのは私にとって、便利になるということではなく、森の中での自然との共存が一番です。
 そんな意味でいうと、三棟下の廃屋になりかけている小屋群は元の林に戻したい。また、批判か・・・。でも私の意見として。
 森を守りながら育てていって森の生き物たちに私たちの居場所を少しわけてもらう。これが、森くらにきたとき真っ先にスタッフに言われ、すぐ共感でき、これを地道に守っていくことはわたしの森くらを愛する気持ちそのままです。
 森を守っていくこと、生かさせてもらうことそしてそれ以外は何もしない(森に許してもらえないことは)。それが私の気持ちです。

ヒコ 06-11-21 (火) 16:47

みなさんそれぞれに「もりくら」を大切されているのだなと感じました。
僕自身は「もりくら」の会員ではないけれど、高瀬の森を愛し、移り住んで来た者です。
だから、この森を愛する者の一人として一言。
「もりくら」は、元々林道はあるし、人の手の入った山ですよね。
その中で、人と自然がどう共生するかを考える空間だと、僕は考えていました。
嘗て里山は、里人に季節の幸や建築用材、薪、食用にする野生生物なども提供してきました。
また、家畜の放牧場としても活用されてきました。
ところが、安い建築用材が輸入されるようになって林業が廃れ、農作業の機械化や、安い食肉の輸入によって家畜も減り、里山が荒れるに任されるようになってしまいました。
そして開発の波が山に及び、絶滅を危惧して野生生物の保護が叫ばれるようになりました。
かと思うと、今度は、荒廃した山から食物を求めて里に下りるようになった動物による「食害」「獣害」が騒がれるようにまりました。
どうも人間のやることって、とっても身勝手で、チグハグですよね。
人と自然の接点である里山を、どう人と自然の共生の場とするか、それを考えて行く場所に「もりくら」がなれば良いなと思っています。
ところで「やぎさん計画」ですが、ちょっと視点を変えてみてみませんか?
「もりくら」にも熊が出没しますよね。
滋賀県では、下草刈などの緩衝帯を作り、ヤギや牛を放牧することによって「獣害」を防ぐ方策を講じ始め、実際に効果をあげているようです。
滋賀県畜産センターでは、春から秋にかけて1ヘクタールに2頭の家畜を貸し出すとか。
長野県でも間伐や緩衝帯作りに補助金を出し始めたようです。
こうして、里へ出てきた動物を射殺するのではなく、動物が里へ出にくくすることによって、「獣害」「食害」がかなり防げるのだとか・・・
こうした観点から検討してみると、本来の動物保護の立場からも良い計画かも(^^)
長野県でも家畜の貸し出しをするように働きかけることも含め、様々な視点から検討してみる必要があると思いますよ。

ryu 06-11-23 (木) 0:30

 子供の私が大人のブログに入ってごめんなさい。でも、子供の私から見たこの森くらのことを話します。
 この森くらは、人の手がほっとんど入ってないと思います。入ってるとしてもう~ん、ちょっとかな。
 あの~ともさんに聞きますが、ともさんは何かあると必ず「私達は、そこに住んでいる生き物達にここをほんの少し借りているだけです。」と言っていましたよね。それが、人間達の合言葉になってくれたらいんだけど・・・。ヒコさんが言ったように人間は、熊が何だ、狸が何だ、とものすごく騒ぎますよね。動物達が全て悪者扱いされていませんか?でも私は、人間が悪者だと思っています。だって、人間はどんどん動物達の居場所を取っていったんですよ。動物達から見れば、人間というものはどんどん私達から住む場所を取っていく動物だ、と思っているんじゃないでしょうか。いろんな立場から見てください。初めは人間たちも動物と協力して住んでいましたよね。でもこの現実はそうではありません。昔のように、動物と協力して平和に過ごしたい。それが今の私の気持ちです。だからともさんが言ったあの言葉を、私は心から大切にしてきたのです。あの言葉で私の人生をうんと変えてくれたから・・・。
 ヒコさんは「やぎさん計画」のことで、ちょっと視点を変えてみませんか、とおっしゃいましたよね。そこで、私からも。もっと視点を変えてください。ちょっとだけでなくて。私は始めに人間が動物達の居場所を取った、と言いました。私は、この山で牧畜をして里山みたいにするのはいやです。里山にしたら、あのともさんが言っていた言葉は何だったのか疑ってしまいます。あの言葉の通りにしたいから、昔の私達の先祖達が暮らしていたように動物達に場所を返して暮らしたら何事もうまくいくし、人間、動物と平等に暮らしていけるのではないでしょうか。私はともさんが言った言葉の通りになる山なんだと思って、どんなときもずっと森くらへ早く行きたい、と思ってました。私達人間は、動物達と同じ生き物から生まれてきたのだから、共に暮らしたいと思って・・・。でも、里山にしていくのであれば私の期待はずれです。早く森くらに行きたい、と思うんではなく、えっ森くらに行くの~やだ~、と思います。里山になっていない私の理想の山は探せば出てくると思います。在ったら私はそっちの山に行きたいと思います。でもそんなこと、したくない!

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